2012年5月28日月曜日

シベリアで日本人ライダーが殺害されたとの報道

本ブログはツーリング、整備、旅行、バイクについてをまとめるのが本分ですが
あまりにもいたましい事件が有ったので掲載します

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2303B_T20C12A5CR8000/
http://japanese.ruvr.ru/2012_05_24/shiberia-baiku-nihonjin-itai/
http://youtu.be/PYErAZUHLmQ

多数のメディアが報じていますが
シベリアを横断中の日本人ライダーが殺害されたというこのニュース
バイカル湖東部でキャンプ中、何者かによって殺害されたとのこと

私の個人的な感想ですが、チタ以降のガソリンスタンドには必ず警備員が常駐し
雰囲気が違うと感じたのは事実です
・・・・が、このような恐ろしい事態が発生するとは・・・

実際、チタ以降は私が好んで行なっていた
ガソリンスタンドにテント設営を断られるようになりカフェで夜を明かす事がありました
このカフェで愛用のGPSを盗まれています
この事からも治安が総じて安全だっとは言えないでしょう
店側に追い出されなかったのもこの様な背景が有ったからかもしれません

残念ながらロシアの宿は必ずしも外国人を泊めてくれる訳ではありません
流暢なロシア語が喋れるならともかく
キャンプ、ホームステイの手法を使わず都市から都市へ移動するのは
大変な困難だと思います


私はGPSだけでなく現金も強奪されました
その時にお世話になった警察官に言われたことですが
*呼び止められても止まるな
*2人以上で旅行しろ
後者の実現は難しいかもしれませんが
前者ならば留意すれば難しくはありません

何れにしろこの事件はユーラシア、世界への玄関口となる
シベリアは”危険地帯”として現実を叩きつけたことになります

シベリアへはこういった事件が起こり得る事を十分把握し
該当地区では無理矢理にでもカフェに泊まり込む等の対策が必要でしょう

私自身も無防備な野宿をシベリアでしていましたが
事件に巻き込まれなかったのは単なる幸運だっとしか言えません

もちろん、情報が有る場合には国籍を超えた旅行者同士で情報を共有し
最善の安全管理に努めており、事件に遭遇する為の旅行でない事を断っておきます


バイカル湖付近
素晴らしい景色に人の罪は無い


被害に遭われた方に哀悼の意を表し本ページの執筆に至りました
今後こういった事件が起こらぬよう心より願っております


追記(2012年5月31日)
犯人が逮捕されたとの事です


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/305257

記事を読むと犯人は若干21歳、20歳の若者で
顔見知りになった上で被害者を襲ったとの事

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