2011年11月26日土曜日

バクーからトビリシ

フェリーに数十時間閉じ込められた末にようやくバクーに到着



入国の時、1ヶ月有効のビザを3日のトランジットにされる
どうやら乗り物があると強制的にトランジットにされるみたいです
その後、「マネーマネー80ドル」と自称大尉のオッサンが登場
何の金か聞いても答えないため支払いを拒否
すると「ザーフトラ」と言って私のパスポート持ってどこかへ行ってしまいました
他の係官に聞いても払え払えで理由が分かりません

どのみち現金が無いのでATMで下ろしてくることに



この作りかけのビル付近にあるスーパーの駐車場に設置されているATMで米ドルを調達







イミグレに戻ると荷物検査の所の係官が寝ていたので
私もイスに座って朝を待ちます

翌朝、通関作業の為あちこち回って金を払ったりします
最後に入ったオフィスにパスポートを取り上げたおっさんが居ました
パソコンに何か打ち込み印刷をするおっさん
「マネー80ドル」と言いながら出してきたのはバイクのBill of Ladingでした
最初からそう言えばいいのに・・・
トルクメンバシでバイクは10ドルと言われたから油断してました

そのおっさんのオフィスにある冷蔵庫
ステッカーがたくさん貼られてます


これで晴れて自由です
バクーは景気がいいみたいでかなりの数の高級車が走ってました








ようやくグルジアまで一本でいける幹線道路を見つけて走る
なんだか氷が増えてきました
すでに一回滑って転倒してます





バクーから100キロの時点
これ以上進むのは無理そうなのでバクーへ引き返します




自走が出来ない以上、列車かマルシェで行こうと考え
バクーの駅へ
受付のオバサンにバイクを載せたいと言ったところ爆笑しながら後ろの部屋へ
同僚との「モトツィクル アーハハッ!」と不快な笑い声が響いていました
数箇所の窓口を回り、ようやくマトモなおばさんに当たり
バイクを貨物(バガーシュ)に積み込む許可を貰いホームへ行くよう言われる
散々迷いながらもトビリシ行きの列車に積み込もうとバイクをホームに入れ
いざ乗せようとした時にトビリシ行きには貨物車が無いことが発覚
ぬか喜びさせやがって・・・

しかたないのでアウトバザールに移動
ここに移動するのは結構しんどかったです
てっきりアウトレットパークだと思ったところがバスターミナルで
気づかずにずっと探していました
途中何人もの人に道を聞いたのですが、半分以上の人が嘘をついていたと思います
移動中、奇声を出しながら中指を立てて並走してくる奴もいました




ようやくバザールで一息
適当に待っていればトビリシ行きのマルシェがくると言われ
アゼルバイジャンで初買い物
バスターミナルの売店で口の中がパッサパサになる菓子パン
イチゴのフレーバーティー(計0.6マナトくらい)を食べていると
「トビリシ~トビリシ~」といってるおっさんが登場
早速交渉しますが足元見てきてかなり強気
「トビリシまでは距離があって、雪で路面が凍っているから」と
最初100ドルとか言ってきて最後には200ドルに吊り上げました
座席6席貸しきってもそんなにいかないだろ・・・・
でも他に手はないので180ドルで乗ることに

いざ走り出してみると道路に雪が全然無い!
私が最初に走ったのはM-4道路ですがM-3道路には雪が全くありませんでした

そして国境に到着するとバイクを下ろし始める運転手
最初は通関の為かと思ったのですが「バイバイ」と言って帰ろうとする
どういう事かと聞くとパスポート持ってないのでここで引き返すとの返事
「ふざけるな。金返せ」と文句を言うも急発進して走っていきました
こうして雪が降りしきる国境を自走するはめに・・・
なんの為に金払ったんだろう・・・・
こんな事なら貨物車がある国境近くの駅まで列車に乗れば良かった
これでアゼルバイジャンに良い印象がないです
おそらく二度と行かないでしょう
行ってもナゴルノ・カラバフです

グルジア側の峠は案の定凍っていて
国境からトビリシまでの60キロを6時間かけて走りました
峠は完全にアイスバーンになっており、トラックもベンツも皆スリップ
二度と氷の上は走りたくないです



 とりあえず見つけた宿にチェックイン
「スターホステル (Star Hostel)」姉妹店の「ビッグスターホステルBig Star Hostel」というのも有
座標(N41 41.731 E044 48.199)
旧市街のあたりで「チープホステル」と書いてある看板が出てました
6人部屋のドミで一泊25ラリ
清潔で大変居心地の良いホステルでした

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