2011年8月18日木曜日

ウラジオストック2日目から脱出まで、通関マンRuri


通関会社「Links.LTD(http://links-ltd.com/)」のユーリ氏とその従業員のナタージャさんです
二人とも英語ペラペラでナタージャさんはネイティブ並みです。
ちなみに彼の愛車はスバルのフォレスターで運転が荒かったです
ホステルの従業員の友達だったようでトントンで話が進みました
連絡がついたのは16日ですが、時間が遅かったため翌日に会うことに























17日は保険屋や彼のオフィスで書類の提出などをし、この日に通関が終わるのかとおもいきや
「5分後か明日か解らない」との事
結局、次の日に持ち越しになりました。

18日はナタージャさんにカスタムまで送って貰いました
(彼女も運転が荒い!ロシア人の仕様なのでしょうか?)
手続きはすべてユーリ氏がやってくれたので座ってるだけでしたが

一時輸入許可の書類を貰い港の保管庫へ
ようやくジェベルと再会です



改めて見るとダメージがひどい
エンジンガードは曲がり温度計の切り替えスイッチが壊れたため
油温と外気温が分からない状態に
後輪ブレーキのレバーも歪んでました
遊びを調節しましたが、違和感が酷い
荷物のセットや点検等時間がかかりましたが、午後くらいに出発
GPSを頼りに幹線道路M60を目指します

さてこのM60はハバロフスクまで続いているのですが、ウラジオストク近辺では大工事中でした
初めは炎天下の日差しのなか大渋滞
その次は未舗装路になりトラックが巻き上げる砂埃で前が見えない状態に
その後は細かい砂利道が延々と続きました
不安定な路面に四輪はかなりの速度で流れているため何度も転倒しそうになりました。

(この記事を書いているノボシビリスクまで酷い道は幾つかありましたが
この工事中のM60は1、2を争う酷さです)

工事区間を抜け100キロほど進めばそこは広大なロシアの大地
しかし、前方に意味不明な砂の塊が・・・
向こう側から覗いているドライバーが居たので道に問題はないと思うのですが・・・

乗り越えようかと思いましたが、パトロールがスタックしたのを見て町を通って迂回する事に



さてこの町はかなり難儀しました
「ハバロフスク」と書いてある看板が立っているのですが、T字路の手前に設置するなら
せめて右か左かくらい書いてほしいものです

町を出てしばらく行くと草原地帯になります
ビバークする場所を探していたら気温が急降下
しかも道路の遥か前方には何かを召還してるのかってぐらい雷が光っていました
そこで、一番近くの建物「ガソリンスタンド」に非難し、駄目もとでテント張っていいか交渉
トイレの側の屋根の下にテントを晴らせて貰いました
そのほか、閉まっているスタンド内の売店に入れて貰ったり
カップラーメンのお湯を貰ったりと親切にしてもらいました



これに味を占めてこの「"ガス"ツィーニツァ」を繰り返す事になります

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