2012年9月9日日曜日

東アフリカ諸国まとめ

東アフリカ諸国まとめ
入国した国(エチオピア、ケニア、ウガンダ、タンザニア)
エジプトに戻ったのでマトメます

ビスケット類はケニアが一番豊富だった



東アフリカ諸国物価

それぞれの国の物価 (高い安いは私の主観です。何と比べて・・・というのは特にありません)
それぞれの物品の数字の通貨単位はその国の単位です



エチオピア 1ドル=17.5ブルくらい
物価は少し高い
水7~17ブル/1.8~2.0リットル(タイツホテルのフロントが水一本で1ドルor17ブル)
ガソリン20くらい~30ブル/リットル
焼きとうもろこし2ブル
パスタ30~40ブル ピザ40~70ブル 
コーヒー5~12ブル(TAITU HOTELのマキアート12ブル)
宿50~150ブル ビンコーラ7~ 缶コーラ20ブル
ケーキ5~

スーダンと比べてガソリンの値段は3倍くらい
その他も高くなりました
世界でもっとも生活コストの安い国らしいですが・・・・旅行者の私には感じず
同じくランキング上位のビシュケクの方が安く感じる


ケニア 1ドル=83~84シリングくらい 1円=1シリングで計算してました
物価は高い
=水=
水1リットルで49~70シリング 僻地だと1リットルのサイズしかなく高い
ナイロビ市内なら1.5リットルで50~から調達可
=ガソリン=
ガソリン1リットルで102~150シリング モヤレが一番高い
モンバサが一番安く、ナイロビはモンバサより少し高い
モヤレからマルサビットまで200キロと少しガソリンスタンドなし


ビンコーラ23シリング、ペットボトルのペプシで50シリング、コカコーラは55シリング
パスタ400gで50シリング~
米(パキスタン製)1kgで90シリング
牛肉1kgで450シリング
アボカド10~30シリング
チップス(フライドポテト)60~120シリング
ローカル食堂でウガリムボガ50~120シリング
ビスケット18シリング~
ハイエナジービスケット21シリング
モンスターエナジー500mlは185シリング

高いと感じたエチオピアからグーンと物価が上がりました
僻地の(主に北部)ガソリンは日本より高いです


ウガンダ 1ドルで2400シリングくらい
物価はケニアより高い
水1500シリング~
ガソリン3500~5000シリングと場所によってマチマチ
一番安いのは首都、大きめの街なら1つ2つは3600シリングくらいのスタンドあり
ローカル食堂の1食3000シリング~
路上の串焼きチキン1500シリング~
ペットのジュース1800~2300シリング
スコーン(黄色いパン)1300シリング~
チップス(フライドポテト)2000シリング~
ティー(というかもうホットミルク)400シリング~

高いと感じたケニアより物価高いように感じました
食事は割安感あります

タンザニア 1ドルで1580シリングくらい
物価はウガンダよりも高い!
水900~1500シリング
ガソリン2000~2296
(ウガンダのように大幅な上下は見られなかった)
一番安いのはダルエスサラーム近郊で2000、市内は2009シリングだった
ローカル食堂で一食1500~
チップス1000シリング~
バナナ1本100シリング
ビンジュース600シリング~
ペットボトルジュース1000シリング~
トイレットペーパー1000シリング~
ビスケット1000シリング~(同一の製品はケニアの2倍の値段だった!)
プリングルス3500シリング~

ザンジバルのマグロ?一匹3000シリング
冷凍タコ5000シリング/kg
ザンジバルテイスト(マサラ)ひと箱1500シリング~


ウガンダよりも更に高い!
ケニアで20円くらいだったビスケットがタンザニアだと50円!
お菓子が食べれなくて辛かった
何故かプリングルスは安い
ザンジバルでは4000シリングほどで何本か買った
安宿のクオリティーも3カ国の中で一番安いが酷い
その代わり街に入ると宿代が高い

食事は安いが、味は微妙だった
特にマトケはタンザニアで食べないほうがいいかも


==========食事のおいしさ===========
国によってかなり違いが有ったのでここで

基本的にエチオピアの主食はインジェラで
ケニアの主食はウガリ、ウガンダはマトケ、タンザニアは各種ありますが好んで米を食べてました
個人的なローカルの食事の美味しさは
ウガンダ>ケニア=ザンジバル>>>>タンザニア>>>>>>>>>>>エチオピアです
ウガンダのマトケ美味しかったのにタンザニアのは酷かった
ウガリは最初は「なーんぞこれ?」だったが普通に食べれるようになった
インジェラは酷かった
最後まで克服できなかった
人によるのでしょうが私は食べれなかった
まじで論外

=============================




~~~~~~~~~~~道路の状況~~~~~~~~~~~~~~~


エチオピア 概ね良好
北部のメテマーゴンダールーアディス・アベバーモヤレ間の舗装は概ね良好
南部は一部、舗装が古い場所と、工事に伴う未舗装路が数十キロある
起伏が激しいのでアップダウンが続く

道路に飛び出す家畜、人、犬に注意
悪意を持って石を投げる子供や棒を突き出してくる奴
「ヨーヨーヨorユーユーユ」と言いながら付き纏ってくるor奇声をあげながら飛び出す子供
パイナップルやイスをこっちに突き出して道路に飛び出てくる人に注意・・・キリが無いです
一度、真横から飛び出してきた犬をエンジンガードに巻き込みました
犬に怪我は無さそうでしたが、車輪で巻き込んだら双方に大ダメージだったと思います
Gashena村からラリベラまで40キロ以上は未舗装でダートでした
繰り返しますが本当に人が良くなく、石とか投げてきます
かなりでかい石を投げてきた子供もいたので注意すること
当たってたらこうして情報を書ける状態になかったと思います
(大使館に聞いたところ、金目当て(投石強盗?)ではないかとの事)
チャリダーとかヤバイと思います

ケニア 道路は一部かなり悪い
エチオピア国境からイシオロ近郊まではシベリア、ワハーン回廊以上の酷い悪路が約330キロ
タンザニア国境からボイ(Voi)までも砂を含む悪路が約100キロ
ナイロビからナイバシャ方面にアスファルトのたわみがある
それ以外は概ね良好



ウガンダ 少し悪い
ケニア程の悪路は見なかった
フォートポータルからブンディブギョ
カバレからブニョニ湖まで軽いダート
基本的に幹線道路以外は軽いダートになっている
幹線道路もかなり頻繁に道路工事の現場に出くわす
それ以外はかなり良好な道路
カンパラからフォートポータルも一日で移動できた

かなりトラックの数が多く、交通マナーはケニアに準ずる
つまり、結構危ない

タンザニア 少し悪い
ケニア程の悪路は無いが、ウガンダより悪い
道路工事が頻繁にあるので、迂回路として未舗装のダートを走ることになる
最長で35キロ程の砂多めの未舗装路があった
それ以外は状態がいいアスファルトだが、油断してると穴を踏んでしまう

交通マナーに関してはケニアに準ずる
かなり危ないです

=======交通マナー========

エチオピア
都市以外ではそもそも車が少ないので特に苦になることはない
アディスアベバは渋滞中の無理な車間詰めする車に注意

ケニア、ウガンダ、タンザニア
3カ国とも同じような感じなのでまとめます


はっきり言って交通マナーはかなり悪い
3カ国とも市内では「ドライビングスクール」と教習車を見かけるのですが・・・・
市内ならばちょっと危ない程度だが、幹線道路上はかなり危険
トラック、バス、ミニバス(ハイエースかキャラバン)は対向車がいても追い越しをしかけてくる
スレスレに追い越しとかは他の国でもよくあるが避けなければ衝突されるのはそうそう無い

説明が難しいのですが・・・・
日本では車線を超えて前方の車を追い越す時は反対車線に車が居ないのを確認しますよね?
彼らはしませんし、居ても構いません
文字通り突っ込んできます

特に相手がバイクの場合は絶対に止まったりしない
手信号、クラクションを全て無視しながら逆走して突っ込んできます
道路脇に逸れなければ本当に轢かれます
何度かそれで本線が周りに比べ盛土がされて高くなっている道路で逆走されて
道路脇の溝に落ちて脱出に苦労したことがありました
これはケニア、タンザニア、ウガンダ全て同様です
遅い長いトレーラーを追い越すため遅い長いトレーラーが追い越しをしていて
更に道が細く脇にも逸れない状況に出くわし交通渋滞が発生した事もありました



人の良さと治安

エチオピア エジプトと並ぶか、それ以下の最低な国
本当に酷かった~噂以上です
詐欺師、嘘つき、人種差別なんでもあり
特にライダーやチャリダーにとっては投石で有名な国
それどころか普通に道を歩いてても「ジャパン!」とか言って石を投げてきます
外務省の「他のアジア人と間違えて~」てのは嘘だと思います
あとエチオピア人は道端で立ちションをし過ぎで町が臭い

アディス・アベバ含め町は治安がとても悪いです
あまり一人で夜に出歩く、昼間でもマルカートやダウンタウンに行くのはやめましょう
日本大使館で最新の治安情報を聞くことができます
活用しましょう

道路で見た人の程度は道の状況で述べた通りです

私はゴンダールで早速詐欺?ボッタクリ?に会い嫌な思い出を作りました
他の人に助けて貰い被害は無く済んだのですが、嫌な思いをした事に変わりはありません
しかし、同じ手口を使う奴をアディスアベバで見て「あ~日本人舐められてるな」と感じました
ここに詐欺の手口を書いておきます

最初に断っておきますが、全てが悪人とは限りません
エチオピアでいい思い出を作った人も知っています
私も親切な人に出会いました

ですが、それ以上に嫌な思いをした人が多いのが事実
知ってる限りでカツアゲや詐欺で被害にあった人に数人出会いましたし
携帯電話を盗まれた人
知り合いから又聞きした話によると多くの人が被害に遭ってます
彼らの被害金額は50ドル~300ドルに達します

*話かけてくる奴(まず、下心があると思っていいです)

これを相手にしなければ大体防げると思います
特に「タイツホテル」と「トモカコーヒー」の前で話しかけてくるのは下心100%です
薬物の売人も大体1人2人はホテルの前に居ますが、良い子は手を出しちゃダメです
こいつら詐欺師は悪霊みたいなのでタイツホテルの敷地に逃げ込めばそれ以上ついてきません
ですが、「バロホテル」では警備員が居ても平気で入り込んでくるみたいです

で、大体彼らはこんな話をします

*日本人の友達がいる。○○君を知ってるか?
(写真を見せてくる場合がある。インドと同じく詐欺に使われる可能性があるので)
(気安く写真を撮らせないほうがいいと思います)
(同じく、泊まってるホテル、名前を気安く言わない方が無難だと思う)

*日本で友達が働いてる
(だから何?)

*日本人と友達になりたいor日本人と話したい
(普通の日本人ならこう言えば無碍に出来ない。強く言えないと解ってるのでは?)

*日本を勉強中or愛してる
(首に5円玉を下げた糞ラスタマンの言葉です)
(適当にあしらってたら延々とついて来て最後に案内料として金を請求してきました)

*ツアーに参加しないか?
(信頼できるツアー会社で手配を頼んだほうが無難)
(ゴンダールでは自称ツアー会社がボッタくり仕掛けてきたから)

*タジ(蜂蜜酒)、コーヒーセレモニー、一緒に酒でも飲まないか?と誘ってくる
(特に↑の詐欺で2人詐欺にあってます)
店を出るときに屈強なマッチョが出てきて囲まれ金を取られた人に会いました
さらにボッタくりプライスを請求された人もいます
誘われてなくても流行ってない飲食店に入るときは退路の確保をしておいた方が良さそう

あと物売りにも注意
商品を乗せたカゴで視界を塞ぎ、下に潜り込んだ奴がスリをしているとの情報です

とまあこんな感じです
十分気をつけてください
私は全区間バイクで移動しましたので詳しい話は分かりませんが
移動するバスで南京虫、ダニにやられた人
荷物代としてありえない金を請求された人の話をよく聞きます

長くなりましたが、エチオピアの状況でした



ケニア、ウガンダ、タンザニアでは毎度「チンチャンチョン」言われました

ケニア あまり良くない
最初にケニア側モヤレの変なホテルで人生数回目の”キレる”という体験をしたため
ケニアのイメージはマイナスからのスタートになりました
とにかく南の方の「チンチャンチョン」がうざいです
高級住宅地「ジャングルジャンクション」近くの物乞いの子供と
あの辺に住む学校に通う子供からのチンチャンチョン
あとはギコンバマーケットでの大量のチンチャンチョン
結構ウザイです
治安はかなり悪いらしく私がナイロビする以前に爆弾テロも起こっている
私個人には特に被害はなしです

日本人の定番宿は危ない地区にあり、スタッフの盗難が酷いと噂の
「ニューケニアロッジ」から高いが安全の「ジャングルジャンクション」に完全に移行したようです

*追記
この記事を書いている今現在はエジプトで
ナイロビを経由する便だったのでジャングルジャンクションに一泊しました
そこで残念ながらジャングルジャンクションも盗難宿化した事を知りました
有名なブロガーが書いてくれたりした貴重な情報が書かれたノートも盗難され
新情報ノートは出来てから日が浅い為、情報量が少なくなりました
非常に残念に思っています


ウガンダ かなり悪い
とにかくチンチャンチョン言われまくった記憶しかありません
ジンジャの観光客を相手にする土産物屋に言われたのは流石にこの旅行初めて
とにかくチンチャンチョンしか記憶に残りません
子供も田舎だと「ハロー」と「マネー!」がセットでした
カンパラで夕食の後、ホテルに戻るため
夜の街をうろつきましたが大丈夫でした
隣国ケニア、タンザニアの治安を考えたらやめた方が良いかも

タンザニア ケニアより悪い
国境で嫌な思いをしていないのでケニアよりいい印象だった
とは言えそれなりにチンチャンチョンはあり、特にブコバが酷かった
ウガンダよりは全然少ないです
治安はかなり悪いらしい
たまに通行人やホテル、お店の従業員に警告を貰いました
その後、ダルエスサラームで財布をスリにスられ印象最悪


アルーシャ

旅行会社と土産物屋の客引きが結構しつこいです
ですが、それより犯罪が多いらしい

又聞きですが、私が到着する一週間前にオランダ人が殺されたとの噂
ホテルに確認したら強盗はいつもの事と言われました
街に行こうとする度に引き止められました

アルーシャの日本食屋の社長もつい最近強盗に押いられたとの事
壁に穴を開けて賊が侵入してきたらしい
監視カメラがあったらしいが、監視カメラのシステムをも強奪していったとの事
社長曰く「あれが一番高価だった」
とにかくどうしようもない町らしいです
出会った日本食屋のお客さんは500メートル離れたホテルに帰る際にタクシー使ってました

ダルエスサラームでは人生初のスリにやられました

手口としてはいきなり肩を強い力で掴んできて
触るなとか問答してる内に盗まれるという手口
30秒で財布が無くなったのに気づきましたが遅かった

正直言って宿の人とかならともかく、タンザニア人の顔なんて簡単に覚えられません

通りがかりのおっさんが「あいつだ!」と
反対車線にいる奴を指差していて道路を渡り探してみたのですが見つからず
思えばこのおっさんも気を逸らさせて逃走させるための犯行グループの一人だと思います
このおっさんを捕まえれば良かったのかも

それにしても超古典的な手法でやられたので腹が立ちます
何か意味もなく掴まれたらとりあえずヒネりあげましょう

その後で財布を新しく買ったのですが
店員に聞いてみたら手口を知ってました
おそらくダルエスサラームでは一般的な手口なのでしょう

ケニア、ウガンダ、タンザニアのビザについて


すべてアライバルでビザを取得する事ができますがケニア以外スタンプビザです
寂しいのが嫌な人は領事館で取得しておきましょう
そして、この3カ国に限り、最初に取得したシングルビザ(3ヶ月)はマルチエントリーと同じです
期限3ヶ月まで自由に出入国できます

例えば、私の場合です
最初に50ドルでケニアビザを取得しウガンダへ出国、その後タンザニアへ入国し、ケニアへ出国
この時はケニアの最初のビザが有効なのでビザ代金は不要です
その後ケニアからタンザニアへ入国しましたが
タンザニアの最初のビザが有効ですのでビザ代不要
タンザニアから飛行機でケニアに入国しましたが
まだビザが有効だったのでビザ代不要で入国することができました(トランジットビザ20ドルです)

カルネの使用国あり

カルネ必要国
エチオピア、ケニア、ウガンダ、タンザニア

強制保険必要国
ケニア、ウガンダ、タンザニア

ケニア、タンザニアはイエローカードに加入した
国境でのチェックはなし
ウガンダの保険は国境で入れさせられた(30ドルで1年?有効)


たまに免許書(国際運転免許書)をチェックされるのはあったが
一度、保険をケニアのウザイ警官に嫌がらせで出させられた

タンザニア国境を超えてしばらく行った所の検問でパスポートチェック

私「顔写真とケニアビザはここ」
警官(関係のないページを長々と見る)
私「何か問題が?急いでるから早くしてくれ」
警官「静かにしろ。勉強をしてるんだ」
私「急いでると言ったろう。他所でやれ」
警官「なんだと!(何故か怒り出す)」
警官2「OK。問題ないから行ってくれ。セーフジャーニー」
警官「おい待て保険を早く見せろ」
私「これでいいか」
警官「さっさと行け」

意味の無い事はやめて欲しいですね
携帯の中に日本大使館の電話番号が入ってるので安心して突っ込めます


入国時の車両関係税金及び手数料の必要国
なし

出国時の車両関係税金及び手数料の必要国
なし

面倒な通関作業及び書類作成がある国

エチオピアはバイクの他、パソコン、カメラ、GPS等は税関に申告が必要
現物を見せる必要があるのでカバンを開けなければならない
申告した物品を紙に書いて貰う

今のところバイク等の自家用車の通関に日本大使館のレターは不要らしい
だが、いつ復活するのか分からないので作成したほうが無難
在エチオピア日本大使館に連絡を入れ
入出国日をしていし、カルネ、パスポート、登録証書を送信
受領まで3営業日

通関作業及び書類作成がある国 

ケニア、ウガンダ、タンザニア
いぜれもカルネで手続き自体は簡単



とりあえずのまとめです

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